3日目です
本日は、昨晩参加した、ある催し物に関して書きます。
昨晩、「第87回みやぎ『食ひと』サロン」という会に参加して来ました。
「食に関わる産業を通じての地域活性」というテーマに興味を持ち、門外漢ですが初めて参加させていただきました。
今回のサロンの内容は、仙台市・秋保にある秋保ワイナリーの代表者である、毛利親房さんという方の講演でした。
毛利さんが秋保にワイナリー(ワイン醸造所)をつくろうと考えたのは、「自分は何かできないだろうか」という思いがきっかけだったと仰っていました。東日本大震災後に、あるきっかけで秋保の地と関わりが生まれた毛利さんは、少し元気がなくなっている秋保を活気づけたいという思いを持ちます。その思いが探究につながり、ワイナリー(ワイン醸造所)をつくる、というアイディアが生まれ、それを協力者を得て実行、実現させました。
毛利さんによると、ワインはさまざまな産業をつなぐものらしいです。
例えば、ワインの原料である葡萄を栽培する営み(農業)、葡萄からワインをつくる営み(食品加工業)、ワインを販売する営み(小売業)、ワインを飲む場に関わる営み(飲食業、観光業、建設業など)というように、ワインをバトンのようにして、さまざまな営みがつながります。このようなつながりが、今後さらに多方面に広がり、密にもなっていくようです。
ふむふむ。なるほど。
(写真:秋保ワイナリーで醸造したワイン。地元産の葡萄100%。ラベルは万華鏡のデザインらしいです。)
毛利さんのお話は、さまざまな方向への可能性を感じられ、刺激に満ちたものでした。多くの気づきや感想を持つことができましたが、特に印象深かったことをメモとして以下に書きます。
・秋保と、自分の地元岩手・花巻で共通する点が(多く?)ある
例)温泉、ワイン、多様な農産物、など
・「食」を切り口にすると、多様な産業との結びつきを考えることができる
・岩手・花巻には「素材」がある!(失礼ですが、宮城よりも…。個人的見解)
・地域づくりは全員参加が肝
・できることからはじめる(できることしかはじまらない)
・似たような思いを持つ人は、案外いる
普段関わることがないような業種の方ともお話しができました。
よい会に参加したと思いました。