気まぐれ日記

気まぐれに記す

本日は、本です

本日は、最近読んだ本、読んでいる本を載せます。

 

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左、①伊藤洋志『ナリワイをつくる』東京書籍

 以前このブログ(2日目の記事)にも書いた友人から薦められた本です。

 …とても面白い!!よい本に出会えたと感じます。

 まだ途中なので、読了後、考えたことをまとめてみます。

 

松浦弥太郎松浦弥太郎の新しいお金術』集英社

 松浦弥太郎さんが書いた本に初めて出会ったのは学生の頃でした。以降、新刊が出るたびに本屋で確かめ、ほぼ購入。本棚には、背表紙の「松浦弥太郎」が並んでいます。松浦さんは、NHKの朝ドラでも注目された「暮らしの手帖」(これがまたいい。働き始めてからも、少し恥ずかしかったが買っていた。)の編集長を務められた方ですが、何年か前にクックパッドに移籍されました。自分は、彼の文体、というか文章の雰囲気が好きで、よく読んでいます。この本のテーマはタイトル通り「お金」。「術」というと、「使い方」「増やし方」という資産運用のことのようにとる人もいるかもしれませんが、ここではそうではなくて、それを含めた「付き合い方」という意味で松浦さんは話を進めます。お金とは何だろう?と、自分できちんと考え直そうと思いました。

 

 

 

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③④は、ジャンルでいうと現代小説にあたる本たちですが、自分は普段、このジャンルの本は滅多に読みません。だから、この本を選んだときの自分になにか理由があったのでしょう、思い返してみます。

左、③中村文則『何もかも憂鬱な夜に』集英社

 これは、又吉さんの薦めです。又吉さんと呼んでいるからって、もちろん知り合いではなく、あの「火花」の又吉さんが、彼の新書で薦めていた本でした。その又吉さんの解説を読んで、この本を読んでみたくなりました。小説の主人公は刑務官として働いているのですが、ある死刑囚と関わる中で……という内容です。ちょうど日弁連死刑廃止宣言をニュースで知ったところだったので、考えることの多い内容でした。又吉さんの解説は、やはり良かった!

 

④中野量太『湯を沸かすほどの熱い愛』文春文庫

 この本は映画の原作本ですが、その映画の監督が書いたものです。夏に映画館で観た映画の予告として流れていて、観たいと思いました。偶然、本屋さんに置いてあるのを見つけて読んでみました。映画も観たくなりました!

 

 というわけで、読書の秋です。。